労働力
散髪に行ってきました。
最近は固定の美容院に行くのではなく、様々な場所に入ってみるようにしています。何らかの印象をもたれたまま会話をすることになんとなくやりにくさを感じるからです。
居心地の悪さを顔に出さないようにすることに慣れてしまえば快適です。
わたしは今から努力をすれば美容師になれるでしょう。仕事を辞め専門学校に通えば何とか追いつくことができます。
医者にもなることができます。本気で勉強をし、お金を貯め、6年間大学に通えば理論上なんとかなります。
わたしにはまだ様々な進路が残されています。だけどそれは理論上の話であり、現実的に考えると医者や弁護士になることは相当困難です。専門学校や通信教育で取得できる資格によってなれる職業ならば、まだ現実的かもしれません。
歳を経ていくに従って、様々な進路が断たれていきます。高校の文理選択、大学の学部選択、そして就職先の選択、、、様々な決定的な場面を経て今があります。
わたしは何を考えてこれらの重要な決断をしてきたのでしょう。本当に真剣に現実を見て決断することができていたのでしょうか。
もうすぐ25歳になります。四捨五入すれば30歳。自分の人生に責任を負えるような、そんな大人になりたいです。